臨書作品ー継色紙ー

木村 笙風

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継色紙
あまつか(可)ぜ(勢)く(倶)も(毛)のか(家)よひ(非)ぢふ(布)きとちよ(餘) をとめの(濃)す(春)が(閑)た(多)しは(八)しと(度)ヽめむ(無)
なつのよは まだよひながらあけにけり くものいづこに 月かくるらん
おほぞらの つきのひかりしさむければ かげみし水ぞ まづこほりける
ふゆごもり おもひかけぬこのまより はなとみるまでゆきぞふりしく   他 十三首

伝小野道風筆。 貫之の寸松庵色紙、行成の枡色紙と共に三大色紙といわれている。
もとは縦4寸4分、横4寸4分の枡形の粘葉装の冊子本で 古今和歌集・万葉集などの歌を見開きの表面にのみ書写した。概ね歌一首を上下に分け二頁にわたって散らしてあるが その他の形式のものもあるが粘葉装を解体すれば 色紙二枚を横に連ねた形になるから継色紙と言われている。料紙は紫、藍、赭、緑などに染めた鳥の子紙で 切箔等の加工はない。
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by souu-y | 2011-02-21 13:30
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