望雨 作品

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万葉集2119

戀之久者 形見尓爲与登 吾背子我 殖之秋芽子 花咲尓家里

恋しくは形見にせよと わが背子が 植ゑし秋萩 花咲きにけり

「これだけの字数の漢字作品の創作をしたことがなかったので 縦にしたり 横にしてみたり 同じ漢字が隣合わないように配字を変えたりと いろいろやってみて ようやく仕上がりました。何とかまとまった作品になったと思います。」と解説に書いています。

当会では 若手ではありますが キャリアは充分。小学校2年だったか お稽古を始め 殆ど休むこともなく続けただけのことは充分 活かされている。
これが古典や辞書を引かず 書けるまでには まだ時間も要するだろうけれど その日が必ず来ると思っている。






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# by souu-y | 2017-08-26 17:27 | みんなの作品

幻雨 作品

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『子供の頃 呪文のように唱えていたのが この詩で、今尚私の心の中に息づいて時々問いかけてきます。その想いを色々な和紙で試すと共に墨の微妙な濃淡の変化も楽しんで創作しました』
と、解説に書きました。毎月、調和体の創作を競書に出品し その都度、幾種類もの作品を書いていることが 身に付き次々に思い浮かぶ作品の制作が可能になっているようです。
決して、基礎の勉強も怠らず 古典をベースにした作品作りを心がけ 単なる器用さや我流で書いているのではありません。
今回、同じ作品を同じ額に収めてもマットの使い方に依って作品の見え方が違う事を判っていただきたいと 並べてみました。どちらがお好みでしょうか?




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# by souu-y | 2017-06-24 15:32 | みんなの作品

有英 作品

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何度目かの創作作品は 孟浩然の春暁を隷書体で制作。
長年の練習で真面目に丁寧に書ける彼女には こういう作品が向いているように思います。詩を選び一字ずつ文字を調べ 根気のいる作業ですが充実した日々だったのではないでしょうか。多少の反省材料はあるかと思いますが今後の糧にして益々精進してもらいたいと思っています。





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# by souu-y | 2017-05-11 04:29 | みんなの作品

福泉 作品

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「ふと見つけた”松影迎福”を書きました。文字の大小、バランスなど作品に仕上げるまで試行錯誤しました」ご自分の名前にある「福」の字の入った言葉に惹かれるようですネ。
最後に裏打ちをするのに四苦八苦。何枚も失敗したけれど回数を重ねる内に上達し上手く出来た時の喜びは一入だったようです。
簡単に出来ることより大変な思いをし それが出来るようになる喜び。涙が出るほどの感動を経験したようです。





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# by souu-y | 2017-05-11 04:05 | みんなの作品

文恵 作品

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入門以来 臨書のみだったのですが 今回初めて創作に取り組みました。

「田園都市に引っ越し自然の息吹を感じながら その季節感を作品にしたいと取り組みました」と解説に書いた彼女ですが 今まで学んだ蘭亭序から集字をし特徴を生かして作品に仕上げるまで 作品として纏めるのにも苦労したようです。
全て自分で出来るよう裏打ち、額に収めるなど一人で遣るのは初心者には大変なことです。精一杯頑張ったと思います。




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# by souu-y | 2017-05-11 03:53 | みんなの作品

妙子 作品

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クリスチャンである この人は聖書の詞や讃美歌の詩を書きたいと書道を始めました。
その為には 基本の練習も必要ですから漢字も仮名も練習を積み 競書にも出品し師範の資格も獲得しました。
調和体の作品は ある程度センスも必要だから展覧会も見て研究を重ねました。
紙や墨、特に墨の色や含ませる分量などに依って魅力的なものにもなる、リズミカルに力強く、また反対に優雅に書くことは中々難しい。
さて、この詞のように魅力ある作品が出来たでしょうか?







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# by souu-y | 2017-02-07 16:56 | みんなの作品

斐子 作品

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和漢朗詠集・春より「霞」の部分を。
これまで升色紙の臨書を勉強したので今回は和漢朗詠集より漢詩と和歌を書いたものです。
今年のシルバー書道展にも この部分を臨書します。
今回も納得いくまで練習したいと励んでいます。

和漢朗詠集は漢詩および漢文588句それに和歌
216首を合わせたもので藤原公任が集めた詩文集で 藤原行成が清書、粘葉本に装幀し硯箱に入れて贈ったといわれている。

粘葉本とは粘葉装(でっちょうそう)といい糸を用いずに糊だけで綴じる。一枚の紙を二つに折ったものを重ねて折り目から5mmほどに糊をつけて貼り合わせる。このような冊子の装幀方法を粘葉装と呼び、この方法で制作された冊子を粘葉本という。







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# by souu-y | 2017-02-07 09:10 | みんなの作品

清香 作品

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「人の心というものは その時々の状況によって微妙に変わるもの。軽やかにほっこりした気持ちで暮らし 心に決めたことは諦めずポジティブに」解説に こう書きました。
「心をかるく」




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# by souu-y | 2016-11-17 09:38 | みんなの作品

幸峰 作品

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「大伯王女・大津皇子の姉弟愛に感動したのを思い出し書きました。お姉さんの溢れんばかりの慈しみに胸がしめつけられるようでした。
齢を重ねるごとに迷惑をかける事が沢山なると思います。出来る限りの優しき思い遣りをできるよう努力したいと」作品に気持ちを込めて書かれた。
「うつそみの人なる我(われ)や明日よりは 二上山(ふたかみやま)を弟と我が見む」
真ん中に大きく篆書体で「弟」の文字を入れ 萬葉歌を添えた。




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# by souu-y | 2016-11-17 09:29 | みんなの作品

清風 作品

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病気をして不安な時に ある人から「今を生きる」ことを考えるように教えられました。
この言葉をモットーに残りの人生を楽しみたいと思います。
と、解説に書いています。
今回は王鐸の書を臨書し 集字から創作へ道は遠く悩んだが 大切に思う「今」を強調した作品に仕上げました。創作へのステップに踏み出す難しさから一歩前進出来たでしょうか?




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# by souu-y | 2016-09-07 19:20 | みんなの作品

艸風 作品

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書いてみたい一文字「道」を。
長く歩んできた道

失敗も喜びもあり・・・

これから歩む道に
楽しみと期待を込めて。

発泡スチロールに油性のペンキと薄め液を混ぜ 筆に含める液の量と強さの変化で深くも浅くもカスレも出すことが出来、簡易刻字作品が出来る。
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# by souu-y | 2016-09-07 19:06 | みんなの作品

光雨 作品

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「空」を中心に 日頃、書いている般若心経をぐるっと回りに配置した。
「空」の文字は嵯峨天皇の文字から引き 強弱、リズムに気を付けて ワンパウで白抜きに制作。

創作作品も 回数を重ねると段々変化のある作品が出来るようになり 楽しんで書けているのかと思われる。





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# by souu-y | 2016-05-27 15:35 | みんなの作品

虹雨の作品

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骨董好きの虹雨さんが見つけた詞「古いものには味がある 新しいものには風がある」
この詞に魅かれ書いた。
書き始めると 布置(文字の配置、字配り)や、それに合った書体は中々難しく時間を掛けて試行錯誤した。

それだけに完成した時の悦びも大きい。
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# by souu-y | 2016-05-22 10:29 | みんなの作品

望雨 作品

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茜草(あかね)さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
紫草(むらさき)のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに我恋ひめやも

万葉集から2首の歌を 2枚の料紙に散らし書き。

「万葉集から額田王と大海人皇子の和歌を2首 仮名作品にしました。以前、学生時代に漢字作品で書いたのですが、今見ると納得のいくものではないので もう一度書いてみたいと思っていました。
集字は以前の手本や辞書から集めて倣書しましたが 2枚の料紙に書いて一連の作品になるよう ちらし方に工夫しました。」と、解説に書いている。

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因みに当時の作品を。

仮名作品ではなく 漢字作品で軸仕立てのもの。
1992年(平成4年)だから24年前の作品 

この人は小学校の低学年から 中学、高校、大学 そして結婚し子供が生まれるまで続けてくれた数少ない弟子だ。
その後、親子でお稽古を再開し 熱心に学んでいる。


仮名、漢字 どちらも創作出来る腕前になっている。
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# by souu-y | 2016-04-24 15:53 | みんなの作品

2月 3月の作品

e0131814_18345242.jpg 「黄河水流無盡時」

出塞行(しゅっさいこう)の一節
     王昌齢(おうしょうれい )

白草原頭望京師
黄河水流無盡時
秋天曠野行人絶
馬首東來知是誰

白草原のほとりに立って都の方角を望むと、黄河の水が滔々と東に向かって流れてつきるときがない。秋の空、ひろびろとした荒野に人の往来も絶えた。そのとき、ただひとり、馬の首を東へ向けてこちらへ来るものがある。都へ帰るのだな。いったい誰だろう。
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# by souu-y | 2016-02-05 18:48 | 爽雨作品