妙子 作品

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クリスチャンである この人は聖書の詞や讃美歌の詩を書きたいと書道を始めた。
その為には 基本の練習も必要であるから漢字も仮名も練習を積み 競書にも出品し師範の資格も獲得した。
調和体の作品は ある程度センスも必要だから展覧会も見て研究を重ねた。
紙や墨、特に墨の色や含ませる分量などに依って魅力的なものにもなる、リズミカルに力強く、また反対に優雅に書くことは中々難しい。
さて、この詞のように魅力ある作品が出来ただろうか?







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# by souu-y | 2017-02-07 16:56 | みんなの作品

斐子 作品

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和漢朗詠集・春より「霞」の部分を。
これまで升色紙の臨書を勉強したので今回は和漢朗詠集より漢詩と和歌を書いたものです。
今年のシルバー書道展にも この部分を臨書します。
今回も納得いくまで練習したいと励んでいます。

和漢朗詠集は漢詩および漢文588句それに和歌
216首を合わせたもので藤原公任が集めた詩文集で 藤原行成が清書、粘葉本に装幀し硯箱に入れて贈ったといわれている。

粘葉本とは粘葉装(でっちょうそう)といい糸を用いずに糊だけで綴じる。一枚の紙を二つに折ったものを重ねて折り目から5mmほどに糊をつけて貼り合わせる。このような冊子の装幀方法を粘葉装と呼び、この方法で制作された冊子を粘葉本という。







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# by souu-y | 2017-02-07 09:10 | みんなの作品

清香 作品

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「人の心というものは その時々の状況によって微妙に変わるもの。軽やかにほっこりした気持ちで暮らし 心に決めたことは諦めずポジティブに」解説に こう書きました。
「心をかるく」




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# by souu-y | 2016-11-17 09:38 | みんなの作品

幸峰 作品

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「大伯王女・大津皇子の姉弟愛に感動したのを思い出し書きました。お姉さんの溢れんばかりの慈しみに胸がしめつけられるようでした。
齢を重ねるごとに迷惑をかける事が沢山なると思います。出来る限りの優しき思い遣りをできるよう努力したいと」作品に気持ちを込めて書かれた。
「うつそみの人なる我(われ)や明日よりは 二上山(ふたかみやま)を弟と我が見む」
真ん中に大きく篆書体で「弟」の文字を入れ 萬葉歌を添えた。




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# by souu-y | 2016-11-17 09:29 | みんなの作品

清風 作品

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病気をして不安な時に ある人から「今を生きる」ことを考えるように教えられました。
この言葉をモットーに残りの人生を楽しみたいと思います。
と、解説に書いています。
今回は王鐸の書を臨書し 集字から創作へ道は遠く悩んだが 大切に思う「今」を強調した作品に仕上げました。創作へのステップに踏み出す難しさから一歩前進出来たでしょうか?




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# by souu-y | 2016-09-07 19:20 | みんなの作品

艸風 作品

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書いてみたい一文字「道」を。
長く歩んできた道

失敗も喜びもあり・・・

これから歩む道に
楽しみと期待を込めて。

発泡スチロールに油性のペンキと薄め液を混ぜ 筆に含める液の量と強さの変化で深くも浅くもカスレも出すことが出来、簡易刻字作品が出来る。
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# by souu-y | 2016-09-07 19:06 | みんなの作品

光雨 作品

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「空」を中心に 日頃、書いている般若心経をぐるっと回りに配置した。
「空」の文字は嵯峨天皇の文字から引き 強弱、リズムに気を付けて ワンパウで白抜きに制作。

創作作品も 回数を重ねると段々変化のある作品が出来るようになり 楽しんで書けているのかと思われる。





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# by souu-y | 2016-05-27 15:35 | みんなの作品

虹雨の作品

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骨董好きの虹雨さんが見つけた詞「古いものには味がある 新しいものには風がある」
この詞に魅かれ書いた。
書き始めると 布置(文字の配置、字配り)や、それに合った書体は中々難しく時間を掛けて試行錯誤した。

それだけに完成した時の悦びも大きい。
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# by souu-y | 2016-05-22 10:29 | みんなの作品

望雨 作品

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茜草(あかね)さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
紫草(むらさき)のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに我恋ひめやも

万葉集から2首の歌を 2枚の料紙に散らし書き。

「万葉集から額田王と大海人皇子の和歌を2首 仮名作品にしました。以前、学生時代に漢字作品で書いたのですが、今見ると納得のいくものではないので もう一度書いてみたいと思っていました。
集字は以前の手本や辞書から集めて倣書しましたが 2枚の料紙に書いて一連の作品になるよう ちらし方に工夫しました。」と、解説に書いている。

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因みに当時の作品を。

仮名作品ではなく 漢字作品で軸仕立てのもの。
1992年(平成4年)だから24年前の作品 

この人は小学校の低学年から 中学、高校、大学 そして結婚し子供が生まれるまで続けてくれた数少ない弟子だ。
その後、親子でお稽古を再開し 熱心に学んでいる。


仮名、漢字 どちらも創作出来る腕前になっている。
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# by souu-y | 2016-04-24 15:53 | みんなの作品

2月 3月の作品

e0131814_18345242.jpg 「黄河水流無盡時」

出塞行(しゅっさいこう)の一節
     王昌齢(おうしょうれい )

白草原頭望京師
黄河水流無盡時
秋天曠野行人絶
馬首東來知是誰

白草原のほとりに立って都の方角を望むと、黄河の水が滔々と東に向かって流れてつきるときがない。秋の空、ひろびろとした荒野に人の往来も絶えた。そのとき、ただひとり、馬の首を東へ向けてこちらへ来るものがある。都へ帰るのだな。いったい誰だろう。
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# by souu-y | 2016-02-05 18:48 | 爽雨作品

艸苑作品 2

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『仮名の臨書を勉強中ですが 初心に戻って「いろは歌」を扇面に。元永本古今和歌集により書きました』

伊呂者耳本邊止 地理努類於王可 餘多禮楚川禰名 羅無為野越久也 満遺婦古衛天安 斜起由免三事恵 飛毛勢寸无
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# by souu-y | 2016-02-05 15:11 | みんなの作品

幻雨作品 2

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『春の深まりを感じる花信風。この言葉の響きが気に入り 一候(5日)ごとに吹く新しい春風に応じて開花する二十四の花の名を書きたかったが試行錯誤の末、八つの花を。初めて使う白鷺筆は春の訪れのように私をワクワクさせてくれた』
作者は このような解説を書いた。

二十四番花信風(かしんふう)
 二十四節気の小寒から穀雨までの間の各気の花の開くのを知らせる風。
 小寒には・山茶(つばき)・水仙、
 大寒には瑞香(じんちようげ)・蘭・山礬、
 立春には迎春(おうばい)・桜桃(ゆすら)・望春(こぶし)、
 雨水には・杏・李、
 啓蟄には・棣棠(やまぶき)・薔薇、
 春分には海棠・梨・木蘭、
 清明には・麦・柳、
 穀雨には牡丹・荼靡(どび)・楝(おうち)
 等々各気にそれぞれの花を配する。
  色部分は作品に書いた花
 
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# by souu-y | 2016-02-05 14:41 | みんなの作品

12月 1月の作品

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今回は グループ展に出品した扇面観音経。
40年程も前、仮名の師匠であり料紙研究家でもあった桑田笹舟先生制作の料紙、たった1枚残っていたものに書いた。本来、加工紙は古くなると墨が乗らなくなる。紅絹の布で拭いて復活させた。
コリンスキーというシベリヤにいるイタチの毛の筆を使用。
「悟り」のお経といわれる般若心経を書く人は多い。 観音経は「救い」のお経だという。その一節を。
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# by souu-y | 2015-12-10 10:06 | 爽雨作品

有英 作品 2

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粗、一周した創作作品も二度目となると自主的に作品作りが始まる。
超ベテランの有英さんは 巻紙に書簡を。文章も自作、大切な友への便りである。

「高校時代の友達に送る手紙を。
彼女は口の中に癌が出来、腿の皮膚を移植しましたが 手術後は言葉もはっきり言えず流動食が長く続きました。現在は少し喋り難そうですが言葉はよく解ります。又、花の絵を描いて送ると約束してくれました」と解説している。
「梅もほころび始めました。手術をされて一年になりますが その後お身体の具合如何ですか。貴女から以前送られてきた四季折々の花の絵の便り楽しみに待っています。春の同窓会 私は出席の予定です 元気になられた貴女にお会いしたいです。まだヽゝ寒さが続きます 御身ご自愛下さいませ」

額に収めるには巻紙は長く全体を広げられない、アクリルを被せず巻紙の雰囲気を残す為 このような方法にした。
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# by souu-y | 2015-12-10 09:55 | みんなの作品

斐子 作品

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大好きな詩の中からひっそり咲く「スミレ」の詩を選び、料紙加工にも挑戦、朝顔、栗、玉葱などで染めてみたが 最終的には市販の練習料紙で仕上がった。バランスや墨の濃淡など試行錯誤したが楽しく書けたという。
菫は苔のはえた石の下で
半ば人目にかくれて咲いている
空にひとつ光っている星のように美しい
A violet by mossy stone
Half hidden from the eye!
-Fair as a star,when only one
Is shining in the sky.
仮名作品の場合 和歌を書くことが多く 詩は調和体などの作品にすることが多いので半紙作品には字数が多く書き難かったのではないかと思う。
すみれの清楚な美しさを詠まれたイギリスの詩人ワーズワースの詩が気に入ったようだ。 
稽古を始めて2年余りではあるが密度の濃い練習、熱心さで 経験豊富な人にも負けない創作作品が出来たことは絶賛したい。これから益々精進されることと期待大である。
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# by souu-y | 2015-12-07 10:27 | みんなの作品