<   2008年 02月 ( 34 )   > この月の画像一覧

古代文字を楽しむ 二

e0131814_15571151.jpg

e0131814_15572884.jpg 「興」
同と臼(キョク)と廾(キョウ)とを組み合わせた会意文字。
同は酒杯、臼と廾はともに左右の手を並べた形である。
酒杯を両手で持ち さらに下から両手で支え持って酒を注ぐことをいう。
大地に宿る霊を祀るとき、酒をふり注いで地霊をよびおこす儀礼を「興」といい、酒を注ぎ舞を舞った。地霊をよびおこすことから「おこす」の意味になった。
[PR]
by souu-y | 2008-02-16 16:11

古代文字を楽しむ 一

e0131814_15415331.jpg

e0131814_15421413.jpg 「若」
神のお告げを伝える巫女が 長い髪をなびかせ両手をあげて舞いながら祈り、お告げを求めている形から出来た象形文字。
のち、神への祈りの文である祝詞を入れる器の口(サイ)を加え 祝詞を唱えて祈ることを示す。
伝えられた神意をそのまま伝達することを「若(カク)のごとし」といい、神託を求める巫女が若い巫女であったから「わかい」意味に用いられるようになった。
[PR]
by souu-y | 2008-02-16 15:58

賢者の言

e0131814_1544781.jpg

野末陳平著「中国の賢者・哲人の いい言葉」より 幾つか寄り出して書き、読売書法展に出品した帖作品である。
人生、悠久の知恵とこころという副題がついているように 李白、杜甫、孔子の時代から 走りつづけるだけが人生ではないと。
こころ安らぐ数々の残された言葉に癒されながらの書作であった。

中でも何度も作品に書かせてもらった 李白の「山中問答」
「余に問う 何の意ありてか碧山に棲むと 笑って答えず 心自ら閑なり」

俗世間と一線を画した山奥での悠々たる生活。
私の人生とは まるで違う。
が、良いなぁと思う。

それなら、こんな生活をすれば良さそうなものではあるが 多分出来ないだろう。
李白だからこそ・・・なのだろう。

大好きな詩である。
[PR]
by souu-y | 2008-02-13 09:07

おくのほそ道

e0131814_8335199.jpg

「月日は百代の過客にして 行きかふ年もまた旅人なり・・・」
で始まる芭蕉の「おくのほそ道」である。
芭蕉が弟子の河合曾良を伴って、元禄二年三月二十七日(新暦1689年5月16日)に江戸深川の採荼庵を出発し(行く春や鳥啼魚の目は泪)、全行程約六〇〇里(二四〇〇キロメートル)、日数約一五〇日。東北・北陸を巡って元禄四年(一六九一年)に江戸に帰った。
奥の細道では、旧暦八月二十一日頃大垣に到着するまでが書かれている(蛤のふたみにわかれ行秋ぞ)。
ーウィキペディアよりー

女性グループ しおん会展出品作品
[PR]
by souu-y | 2008-02-13 08:41

長恨歌

前作の琵琶行と同じ 白居易の作で、美しい物語性と平易さから当時大いに流行したといわれる「長恨歌」を 師匠亡き後 有志が集い勉強会を催していたグループ朋遊会で開催した展覧会に出品した作品である。
e0131814_6385061.jpg


漢皇重色思傾國  かんこういろをおもんじてけいこくをおもう
御宇多年求不得  ぎょうたねんもとむれどもえず
楊家有女初長成  ようかにむすめありはじめてちょうせいす
養在深閨人未識  やしなわれてしんけいにありひといまだしらず
 ・・・ 
 ・・・
在天願作比翼鳥  てんにありてはねがわくはひよくのとりとなり
在地願爲連理枝  ちにありてはねがわくはれんりのえだとならんと
天長地久有時盡  てんながくちひさしきもときありてつく
此恨綿綿無盡期  このうらみはめんめんとしてつくるときなからん

長恨歌は 玄宗と楊貴妃の悲恋を幻想的に 死後の世界にまで繰り広げるロマンティックな長編詩である。
王質夫(おうしつぷ)が 白居易に歌を、沈鴻に伝を作ることを進めたもので、白居易三十五歳の作である。
[PR]
by souu-y | 2008-02-13 08:13

琵琶行

白居易の七言古詩に「琵琶行」という 四十五歳の頃江州司馬へ左遷された翌年、元和十一年(八一六)に作った長編の叙情詩がある。
e0131814_6184016.jpg


潯陽江頭夜送客
楓葉荻花秋瑟瑟
主人下馬客在船
擧酒欲飲無管弦
・・・・

二六六字の長編で 小説的な要素の濃い構成になっている。
私も四十五歳頃だったかも知れない。日展出品のために書いた巻子である。
[PR]
by souu-y | 2008-02-13 06:30

十年余り前 所属する青史会の二十回展のテーマが「二十に関係あるものを」だった。
当時、数え歌、二十歳の頃に書いた詩、二十に関係ある歌や詩も随分探した。

家庭画報の巻頭随筆詩に 那珂太郎氏が折々の季節に寄せた「音」を書かれていた。
これにヒントをいただき 二十の音を書いてみた。
e0131814_654458.jpg


ひらひら
にゃーお
かさかさ

世の中には色んな音があるものだ。
[PR]
by souu-y | 2008-02-13 06:08

源氏物語絵巻

二〇〇〇年七月新二千円札が発行された。お札には源氏物語絵巻第38帖「鈴虫」の一部が描かれている。
当時 それに因んでグループ展に源氏物語絵巻の巻子(巻物)を出品した。
e0131814_21254976.jpg

e0131814_2126135.jpge0131814_21271739.jpg




   




   読み      
         すゞむし
      十五夜のゆふくれに佛のおまへ
      に宮おはしてはしちかくなかめ
      たまひつゝ念珠したまふわかき
      あまきみたち二三人はなたてま
      つるとてならすあかつきのおとみつ
      のけはひなときこゆさまかはりたる
      いとなみにいそきあへるいとあわれな
      るにれいのわたりたまひてむしのね
      いとしけくみたるゝゆふへかなと・・・・・

   語訳   
   
      十五夜の月がまだ影を隠している夕暮れに、仏の御前に
      女三の宮がおいでになりまして、端近くお眺めになりながら念誦して
      いらっしゃいます。若い尼たちが二三人、花を奉ろうとして
      閼伽坏(あかつき)の音や水の音などをさせて、
      世間離れのした仕事を忙しそうにしていますのも、
      たいそう哀れなのですが、そこへ例のごとく源氏がお越しになりまして、
      「虫の音がしげく鳴きみだれる夕ぐれですね」と、・・・・
                      (中央公論社「新々訳 源氏物語」より)

巻子は高さ十八センチ 長さ三メートル
[PR]
by souu-y | 2008-02-12 21:30

萬葉歌百選

何十年前になるのだろう。
仮名を習っていた頃 同じ社中の人で 帖を作って下さる方があった。
百人一首でも書いてみようかと お願いした。
丁度 仮名の師匠である桑田笹舟先生が作られた料紙百枚
ここにピッタリ

それから
暫くして・・・
女性ばかりのグループで展覧会をした。
しおん会展
ここに出品するため 百人一首でなく万葉歌から百首の歌を書き出品した。
e0131814_21183769.jpg


藤波の花は盛りになりにけり 奈良の都を思ほすや君
[PR]
by souu-y | 2008-02-12 21:20

いろは歌

e0131814_20542798.jpg

奈良町を歩いていると 色んな木に絵や文字を書いているお店があった。
書かれた作品でなく 木だけ分けていただけませんか?
厚かましく聞いてみた。
「良いですよ」
どの木が良いですか?
気さくに こう言って下さった。

これは面白そう!
何を書こうか?
縦に?
横に?

暫く楽しんでいた。

結局 ちょっと平凡かも知れないが
「いろは」を書く事にした。

意ろ者尓本邊と千利ぬる越王可よたれそつ年奈ら無う為のおくやまけふ古盤亭あ佐支遊免三し恵ひもせす
[PR]
by souu-y | 2008-02-12 21:10