中島 艸風
枯樹賦(節臨・写真は部分) 殷仲文風流儒雅海内知名代異時移出 爲東東陽大守常忽不楽顧庭槐 而歎日比樹婆娑生意盡 牟至如白鹿貞松青牛文梓根柢盤魄山崖表裏 桂何事而鎖亡桐何爲而半死昔之 貞観四年(630年)、褚遂良三十五歳のときの書で、褚書中、書写年代の最も早い優れた行書である。枯樹賦は、庾(ゆ)信(しん)が作った賦で、褚遂良の書のそれは、古くは徐浩の古迹(こしゃく)記(き)に見える。この古迹記の文や書風から見て、遂良のものであると推定されている。故郷喪失者の鎮魂歌といわれる中のひとつで枯木の衰微する様になぞらえて わが身を悲しむ内容である。
by souu-y
| 2011-02-17 09:05
|
カテゴリ
以前の記事
2023年 01月 2021年 05月 2021年 04月 2020年 06月 2019年 06月 2018年 10月 2018年 08月 2018年 05月 2018年 03月 2017年 11月 2017年 08月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 02月 2016年 11月 2016年 09月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 02月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 10月 2012年 06月 2011年 03月 2011年 02月 2009年 01月 2008年 11月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||